記憶の旅.

2018年6月30日

記憶の旅

愛し合えた日々の記憶は
遠ざかる日々の中で

憂いの霧に薄れてゆく

確かに君と僕は
紛れも無く愛で繋がっていた

あの時の気持ちを
もう一度確かめたくて

僕は記憶の中を今日も流離う

許し合えた肌の温もりを
ただ確かめたくって

君の面影を探していた

確かに君と僕は
紛れも無く愛で繋がっていた

あの日の君を
もう一度抱き締めたくて

僕は記憶の中を今日も流離う

憂いに立ち尽くす僕の孤独は
僕の前から姿を消した君のせい

僕の諦め切れないこの心が

今日も憂いの霧の中で
あの日の君を探している

確かに君と僕は
紛れも無く愛で繋がっていた

何のためらいも無く愛していた

 

 

一つの恋が終わる時、記憶をたどって旅に出たことは無いですか?諦め切れない心が、遠ざかる日々を遡って憂いの中で霧の中に薄れてゆく記憶を追いかけて…幻と化してゆく人の姿を探して…何の前触れも無く、姿を消して行く人に楽しかった事や、良い時のイメージが一人でに暴走してしまって、その中でも、消えて行く人との繋がりを、まだ確かなモノにしたくて、綺麗なイメージばかりが一人歩きし憂いの中に引き込まれて行く…こんな経験された事は、皆さんにも、あるのでしょうか?



 

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