雨の海岸通り.

雨の海岸通り

 

雨の海岸通り

 

アスファルト 濡らして行く
びしょ濡れの髪 抱き寄せた
スミレ色霞む 海沿いのバス停で
優しい雨 夏の気配 もう 近くて
土の匂い 草木を滑る 雨露の輝き
少し震えた 君の躰 心臓の音
胸の熱さに 言葉失っていた
十四の僕達 雨の海岸通り

未熟な果実は 恋色を増して
このまま 大きくなれればと
透き通る 心のまま 信じていた
二人だけ 木屋根の下の雨宿り
雨上がりの空に虹が掛かって行く
黙ったまま微笑む 君の横顔に
たまらなく 胸が震えていた
十四の僕達 雨の海岸通り

確かな事は ボクはキミが大好きで
キミの心を探して 空を眺める

確かな事は 夏色が 僕らを染めて
キラメク風が胸に吹いていた事

確かな事は その唇 その身体
蒼く 眩い光の中 少し震えていた
十四の僕達 雨の海岸通り

 




 

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