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街明かり.
2018/11/3
街明かり 忘れかけた街 偶然に入ったこの店 あの頃 僕が好きだった 彼女と出逢った 何方かと言えば控え目の筈だった 君が 濃いめの化粧が板に付いて 都会的な大人びた魅力さえも感じた 紅を ...
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魂の記憶.
2018/11/2
肉体はやがて滅び朽ち果てて行く しかし その生きた証や事実が 全く無くなるという事は考え辛い この世に不要とされる生命など 一つたりともあるはずも無く 私だけが特別では無く あなただけが ...
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夕暮れの帰り道.
2018/10/31
夕暮れの帰り道 何時もの 銀杏並木の道 誰にも内緒で 打ち明けた 君への想い 君は小声で 恥かしそうに ありがとうって… 風にそよぐ髪が とても美しすぎて… 僕は思わず 言葉を失っていた ...
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秋風の頃 by空倶楽部(五月山 夜景).
2018/10/29
秋風の頃 秋風の頃 勇気を出して 君を誘い出した 少し冷たい風が吹く 丘の上の公園 ここから見降ろす 街の灯りがとても綺麗で はにかむ気持ちを抑えながら … どうしても 愛の言葉が上手く言えずに … ...
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気 嵐 (けあらし).
2018/10/26
気 嵐 (けあらし) 沖合に浮かぶ木で組まれた筏の上で、釣りをする為に、通い慣れた船宿の船頭を、訪ねた時の事、その日放射冷却が厳しく、風があまり吹かない、寒い日だった。 夜明け前、何時も ...