思い起こせば.

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思い起こせば

 

思い起こせば…

何時の間にか
日常に追われて 訪れなくなってしまった

ここに眠る
優しかった人達のことを思い出しては

自分の不甲斐なさにため息をついてしまう

思い起こせば…有り難うとごめんなさいを
繰り返しながら

一人 紫陽花が 咲き乱れる
縁側に座り込む……

おくゆかしい線香の香りと 水が微かに流れる音

空を切る虫の羽根の音 風の香り …

懐かしい 今は眠りついた人達との会話

すべてが穏やかで 安らかに目を閉じて

日頃の賑やか過ぎる 生活から身を逃し
忘れていた 本来の喜びを感じている

仏の前にコウベヲ垂れては
反省を繰り返す…

自然と少しでも
同化できる様に静かに呼吸をしてみる

忘れていた静寂の世界を思い出し
遠去かっていた人々達とも 再会できた

今月に似合いの 紫陽花の咲き乱れる寺で
ただただ 縁側に腰掛けて 黙想している

きつと 何も 難しい事は無くて
自分と素直に向き合えば…

本当の自分が見えてくる
そして自分を信じて行動して行けばいいのだろう…

人は誰でも
命尽き果て 土に還れば 皆同じなのだから…

兵庫県 川西市 東畦野 紫陽花の寺 頼光寺より…

 

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