夕焼けのスクリーン by空倶楽部.

夕焼けのスクリーン

夕焼けのスクリーン

夕暮れ舗道に影が伸び始めると もう冬の気配

二人良く通った 小高い丘の公園のベンチ

君と交わした 古い交換日記

閉ざされかけた 青春の1ページ
夕焼けの特等席が あると君に教えた…

瞼を閉じて 耳を澄ませば広がる
あの日二人で見た 夕焼けのスクリーン

僕等は ただ一緒に居られれば それで良かった

繋いだ手から思いが 言葉以上に伝わるから…

夕焼けに包まれて このまま触れていたい…

 

オレンジに灼けて行く空を二人 ただ見上げてた

冬の訪れ間近な 公園のベンチ 秘密の特等席
君と過ごした 愛しい日々と

二人を染めて行く夕焼けの色
初めて愛を知った僕等 二人だけの風景

瞼を閉じて 耳を澄ませば広がる
あの日二人で見た 夕焼けのスクリーン

もし叶う事ならば もう一度君を抱き締めたまま

この胸の切ない想い ただ君に伝えたくて…

幾千の星が降り注ぐまで 触れていたい…

 

愛しさを 手探りで 確かめあった…

そして 夕焼けに染められて 君の少し震えた唇に
そっと 僕の愛 押し当てた

君を誘い出した あの秋の夕暮れ…

無垢なまま 生まれたての 愛しさを
不器用に確かめあった…

僕達に 穏やかな日々が流れ

時は過ぎて行ったけれど…

あの二人の影は

夕焼けの中 何時までも離れない…

 

 

黄昏れに染まる夕焼けの僕の特等席でも、今日は君の為だけ、僕等は繋いだ手のまま 交わす言葉も少なくて、ただ オレンジ色から紅に変化する空を見上げて、溶け合う色と胸に残る愛しさ穏やかに過ぎて行った 若過ぎた日の公園のベンチで 言葉少なにただ見上げていた。二人の言葉は無くても 繋いだ手から思いは伝わり、二人こうして一緒にいられる事がどんな事よりも 幸せだったから…寒くならない様…^_^…言い訳かもしれないけれど、肩を抱いた… 二人きりの思い出…そして、緩やかに重なる夕焼けに染められて、重ねてた唇は 何時までも離れない、あれからもう 何年もたったけれど、色褪せない夕焼け空を、思い出す事がある。

 

画像:‎2018‎年‎11‎月‎6‎日、‏‎午後17時頃
大阪府箕面市桜ケ丘空が大きく見えるスポットにて、六甲に息をする間もく日が沈む・・・

君と見た夕日は時が経っても同じ空で、もしかしたら一人で見るから夕日しか見えないのかもしれない。

画像はリサイズのみでノー加工です。
11月には入ってからは夕焼けは茜色から黄金色に色がフィルターを掛けたように変わったような気がします。
日が沈む夕日を撮影するチャンスは数日に一回のみ。
六甲山の東側にある箕面市からの夕日は六甲と共に静かに暮れていくのでした。

「9」が付く日に空の画像を公開しています。
詳細(空倶楽部)
かず某さん chacha○さん


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