虚しい花火大会.

2018年6月6日

少し薄暗くなる夏の夕暮れ
夜空に咲く色鮮やかな花は

花火大会の始まりの合図に
ドン、ドンと音を響かせた

見慣れない浴衣の君の姿が
何時もより眩しく目に映る

綺麗だと言いたかったけど
なかなか言い出せずにいた

何も言わずに細い腕を奪い
離れない様に手を繋いでた

お互いの胸の内を語らずに
精一杯の愛を表現していた

告白も出来ていない僕らは
トキメク胸で夜店を歩いた

僕は二人だけになりたくて
ひと気の少ない場所に誘い

河原にある秘密の岩の上で
静かに花火を見上げていた

結局何も言えずに終わった
花火の様に消え行った初恋

 

 

ウーン懐かしいです。小学五年生の時に、好きだった女の子と中学生になってから、同じクラスになり、花火大会に誘い、その夜に告白しようと思って淡い夢を見ていた少年は、やっぱり、まだ子供のまんまで、恥ずかしさと未知の世界に怯えて、告白出来ずに終わってしまった。あの時、もう少しだけ勇気があれば…って後悔していたそうです。秘密の岩は、今だに、河原に相変わらず座って動きませんが、時は流れて行きました。手を繋いだまでは良かったんだけど…まぁ、仕方ないよね〜



 

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