エッセイ/ショートポエム

  口 笛 少し色付き始めた 稲穂の道を トラックの荷台に乗った あどけない君が手を振る 君が誰か知らないけど … トキメキが 僕に手を振らせてた 茜色に染まる空の下 … 何だか 繋がった気 ...

  君思う空 少し涼しい 季節替わりの風が ゆるく吹き始め風の音色も 少しずつ変化し始めた 青い空に流れて行く雲に 夕日がオレンジ色の光色を滲ませて行く そんな景色を眺め 君を思う… この思 ...

  裏路地の別れ 目を伏せて黙り込むお前の事を ビルの影に引き寄せ抱き締めた これが最後と心に決めて… 別れて行く俺を解き放つ様に お前は何も言わず泣いていた 真夜中の都会の片隅で… 路地裏 ...

  刹那の夢 刹那の中で精一杯 生きた 優し過ぎた君の姿を探して… 視界に映る夜空の煌めく風景 そして 甘くほろ苦い思い出 今夜 空に旅立って行く 記憶の欠片さえ… アナタににあげたくて … ...