心/魂

誰もが登る坂の途中で あなたはこう言った オモイヤリを持つていますか オモイヤリが無いのなら カルイヤリは要りません 容赦なく振り落とされる オモイヤリを持って人は 生きて生かされる者だから 私はカル ...

真夜中の空を 夜明け近くまで眺めながら 寄りそう海岸通り お前の星占いが 銀河を彷徨う 未来予想では 結ばれるはずだった 真夜中の空を 今は一人で眺めながら 懐かしい想い出と 闇に流離う ギコチナイ愛 ...

理不尽な事柄は尽きる事なく エゴや企みの巣窟から生まれる 理不尽な言葉は舌刀により 人の心を蔑ろにし微塵に切り刻む 理不尽な事柄は争いを招き 時にはいとも簡単に人をも殺す ワガママな人間達の心の巣窟か ...

霧かかる山のいで湯の里 別れを惜しむ最後の旅 ヒグラシの様に啜り泣く 痩せた肩を抱き締めて 苔生す清流にささ舟を流す 来世できっと出逢える様に 二人を乗せてささ舟は 泪の河を流れて行く 添い遂げられな ...

一つだけちぎれた雲を見て孤独を感じた 藍色の夜に星を見ては夢に祈りを捧げ 月に我が胸内を打ち明けては涙する どうしてこんなにも切ないのだろう 朝日の輝く山の姿を見ては希望を見つけ 海の彼方に未だ見ぬロ ...