心/魂

  朝露の雫が 葉っぱを伝い落ちる時 始まったばかりの 朝の光りを浴びて ゆっくりと 深呼吸して見る やっぱり 新鮮な空気は美味しい… 少し冷たい 秋風が 湿った草木や花 土の香り そして何 ...

  梟 狸 狐 狼 猿 鶴 亀 猪 兔 鹿 蛇 蛙 そして虫達 僕の昔物語に出て来る 名脇役達 描写される風景は 和心深い山里 藍空に輝く星が綺麗で … 澱み無い月が 原野を柔らかに照らす ...

  悲しみの果てにある物を 貴方は見つけたのでしょうか？ そこに在る安らぎの時を 忌の際に感じたのでしょうか？ 私の貴方はもう此処にはいない 永遠に眠りの汽車に乗ったまま 私の処へは帰らない ...

  人知れず生まれては消えて行く 闇に煌めいている星の様に 輪廻の中で刹那の時を生きて 生き様すら語り継ぐ語り部もない この世に生きた証も何も残せずに その魂は天空を駆け巡り 一つの星となり ...

恋い焦がれた青い夏の物語 はやる気持ちと云えない気持ち 夏空いつぱいに響く ダイスキを君に教えたくて 答えの出ない宿題に頭をかき乱す 高まる鼓動に夜も眠れず ニヤけた期待にセミが笑う 記憶に甘く蘇る夏 ...